【エリザベスサンダースホーム60周年記念】チャリティーコンサート開催             

                       「逆境に生きた女たち」より写真転用

第二次世界大戦後の1948に、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の孫娘である
澤田美喜さんが、連合軍に取り上げられていた岩崎家の旧宅を400万円の募金
を集めて買い戻しました。そこを利用し孤児のための孤児院として設立された
のが「
エリザベスサンダースホーム」です。

戦後60年以上が経ち、ホームも老朽化してきました。そこで、来年がホーム設立
60周年となるため、施設の一部が建て替えられることに決まりました。その費用の足しにと、チャリティコンサートを開くことになりました。
当日はOBの方からのご寄付のお申し出をいただき、「エリザベスサンダースホーム」の園長先生に手渡しで差し上げることができました。
ありがとうございました。

大磯の駅を降りるとすぐ目の前には「エリザベスサンダースホーム」があります。
コンサート会場の海の見えるホール(聖ステパノ学園内)には敷地内の小高い山を登り海の見えるコンサートホールに到着しました

のトンネルをくぐるとエリザベスサンダースホームに出ます。
現在は主に親から暴力を振るわれた子や、親を亡くした子など、約100人がホームで暮らしています。1日も早くきれいな建物で安心して生活ができるように願っています。

一面の広いガラスからは海が見渡せました。昼から夕方へと海の風景がかわるなか、フルート、チェロ、ピアノの調べを聴きながらゆったりとした時間が過ぎていきました。

「澤田美喜」さんをご存知の方、多いことでしょう。美喜さんは戦後、日本の若い女性とアメリカ兵の間に生まれた混血孤児が生まれてすぐに捨てられ、死んでゆくさまをみて、「この子達を助けよう」と施設を建てられました。

198078才で澤田さんはスペインのマジョルカ島で帰らぬ人となりましたが、生前、澤田さんはこう言っています。

「私の旅……それは、この子どもたちのために、誰からも何も言われない国、いやな見つめる目のない国、そして、大手を振って歩ける国を求めて歩く……これが私の旅になりました」

亡くなって20年もたちますが、いまだに子供たちからは「ママ」と呼ばれ尊敬されています。入り口はいってすぐには澤田美喜さんの記念碑があり、きれいなお花が飾ってありました。                          
                                 NPOカルミアネット 理事長 祢津順子